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【特集】耳鳴りのメカニズム

いまだ明らかになっていない耳鳴りのメカニズムについて、現在考えられている仮説を紹介していきます。

耳鳴りのメカニズムとは?有力な3つの仮説

現代の医学でもまだ完全には解明できていない耳鳴りのメカニズムですが、今のところ有力な仮説がいくつか存在します。その中から3つをご紹介したいと思います。

内外有毛細胞不一致説

耳に入ってきた空気の振動を、聴神経を通して脳に届けることで音が聞こえます。

脳と耳をつなぐ構造の中に内有毛細胞外有毛細胞と呼ばれる細胞があり、どちらも空気の振動を音として脳に伝える機能を持っていますが、役割が若干異なります

内有毛細胞は、空気の振動を感じ取り、脳が理解できるように電気信号に変換する細胞です。一方、外有毛細胞には、音を感知していないときにも発生する内有毛細胞からの自発放電を抑制する働きがあります。いわば、サポートの役割です。

しかし、この外有毛細胞の動きに問題があると、内有毛細胞からの自発放電を抑制することができなくなってしまいます。このため、何も音がしていないのに耳鳴りを感じるということが起こりうると考えられています。

神経同調説

脳のどこかに障害が生じ、ある周波数の音を聞き取れなくなる難聴の状態が続くと、その周波数に近い音に脳が過敏に反応するようになってしまうため、それが耳鳴りとして聞こえるという説です。

音の高さによって反応する脳の場所は異なるのですが、そのどれかに障害が生じるため、このようなことが起こると考えられています。実際、耳鳴りとして聞こえる音の高さは、聞き取れなくなった音の高さに近いことが多いため、有力な説だといわれています。

慢性疼痛類似説

ある種の疾患によって生じた痛みが慢性的に長期にわたって続く痛みのことを慢性疼痛といいます。耳鳴りのメカニズムも、この慢性疼痛と同じだという考え方です。

この2つの類似点は多く、痛みは本人しか感じることができず客観的に数値で測定ができないこと、精神的な状況が関係してくることなどがあげられます。また、慢性疼痛では、わずかな刺激に対しても過敏に反応することがありますが、これは耳鳴りの症状のひとつ聴覚過敏に似ています。

しかしながら、慢性疼痛のメカニズムも耳鳴り同様不明瞭な点が多いというのが現状です。

このサイトについて

このサイトでは、耳鳴りでお悩みの方に向けて、さまざまな改善方法を解説しています。

耳鳴りはさまざまな原因が複合して起こっている場合もあり、病院で治療を受けてもなかなか治せないケースも。

放置していると、めまいや頭痛などの症状につながる危険性があり、決して軽く見ることはできません。早めに対処するのが賢明です。

耳鳴りを改善するには、どんな原因があるのかを正しく把握し、根本的な解消法を探ることが大事です。

このサイトの情報を、皆さんの耳鳴り解消に役立ててもらえれば、嬉しく思います。